掃き溜めの落書き

赴くままの連辞

個人的まとめ 2023年6月 下旬

 雨が降ると涼しいけど晴れると暑い嫌な時期。

同窓会

 高校のクラスラインで同窓会の告知がされていました。こういうのを告知するような人はおおよそ、イベント好きでしょっちゅう大型アミューズメント施設に通い、ややもすれば年パスを持っていて、そこで撮った写真をSNSに投稿したりはたまたアイコンにしてしまうような、そういう感じです。「この日にやります!」「できれば空けといて!」「現段階で来れそうな人はリアクションして!」的な、押しつけがましい文言を投稿するだけ投稿して、経費は割り勘です。人付き合いが苦手だし大人数がいる環境は好きではないので、おそらく出ません。

 思えばいつからか人付き合いが苦手になっていました。それはあまり後悔していません。ただこういう類のイベントでは「いや、出るのが普通だよね」「出ないってことは何か理由あるの?」的な価値基準が蔓延していることには非常に嫌気がさしています。全大学生のうちどのくらいが人付き合いを得意としているのかという統計がないのでなんとも言えないですが、結構大多数がわいわいしているような印象です。そういうのを純粋に楽しめなくなってしまったのは色々な意味で損をしているなと思います。

 同窓会の他にも成人式が待ち構えていることに気づきました。前々から成人式に出たくない意思を周りに表明していますが、あまり同意を得られていません。これがまた人付き合いの苦手をおそらく加速させています。「成人式に出ることにどんなメリットがあるのか」という疑問を覚えている時点で、もう向いてないような気がします。大半は現場のノリを重視して方針を決めているのに、ひたすら参加しないための合理的な理由を模索している……それだけです。

コミュ障

 『ぼっち・ざ・ろっく』のアニメを観ました。良かった。ほどほどに共感できることが多かった。何か店に入る時にもドアの前で逡巡する、思っていても言い出せない、ほか色々。三年間ギターをしてそこまで上手くなるんだろうかという疑問はあれど、ぼっちちゃんのコミュ障は結構わかるな〜という印象でした。漫画も買いたい。

 自分のフィールドまで話題を引き込めばある程度よく喋るようにはなるけど、相手の話に合わせるのがとてもとても苦手です。学びがある話とかだと結構大丈夫なんですけど、よくある「自分語り」の類になると、「へ〜そうなんだ〜」以外の感想が口から出てこなくなって、それで、無言になって、それで、帰りたくなるわけです。自分のフィールドに話題を引き込んだら引き込んだでそれは結局自分語りで、相手の口から「へ〜」とかあるいは何も言わずに「その話興味ないんだけど」という雰囲気を醸し出されたりするのが常です。

 ……とか考えてるのがいかにもコミュ障って感じでしょうか。色々思うことを言語化しても結局コミュ障はコミュ障なままだし、改善しようという気持ちになるわけでもありません。この病気とは長い付き合いになりそうです。



 今回はこの辺で。