掃き溜めの落書き

赴くままの連辞

12月上旬:観劇

 生まれてこの方初めて意識的に劇というものを観た。思っていたよりずっと良かった。

 この世界には触れていない芸術がいっぱいあるのではと考えていたタイミングで、好きな俳優が舞台をやるという情報が公開されて、渡りに船だと思って申し込んだ。予約開始日に起床失敗して席が端っこの方になってしまったのは少し残念だった。

 始まってからは、音響の圧力と実際に動いている人に圧倒されっぱなしだった。映画とは一味違う場面の切り替え方も新鮮で、本当に来て良かったと思えた。後悔しているのは自分の視力を過信したことで、舞台上の人の表情が全く見えない! 双眼鏡を持っていくというのは聞いたことがあったが先人の教えは当てにすべきだと痛感した。次からは間違えないようにしよう。

 前から自分の文化資本の貧しさを懸念していたが、本当にそうだと感じた。二ヶ月近く見てないネトフリも、少しずつ再開したい。